シーバー病(踵骨骨端症)

アキレス腱の踵骨付着部に伸張ストレスが繰り返しかかる事によって発症します。10歳前後の男児に多いと言われていますが、当院に来院する方は5~6年生と中学1年生(11歳~13歳)の男児が多く、特に週4日以上のスポーツ活動(クラブチームや少年団など)をしているお子様が目立ちます。シーバー病に限らずスポーツ障害が最も多い年代です。

発症リスク

  • 踵をついた状態でしゃがめない(腓腹筋・ヒラメ筋の柔軟性が乏しい)
  • 週4日以上スポーツをしている(オーバーユースの可能性)
  • 靴のサイズが大きすぎる
  • 偏平足・ハイアーチ
  • つま先の開き方に左右差がある

踵をついたまましゃがめない方はアキレス腱によって踵骨付着部が強く引っ張られるので、特にハイリスクです。偏平足の方は、過回内(オーバープロネーション)と言われる動きが出やすく、アキレス腱付着部の内側に痛みが出る事が多いです。ハイアーチの方は過回外(オーバーサピネーション)と言われる動きが出やすく、アキレス腱付着部の外側に痛みが出る事が多いです。また、靴のサイズが大きすぎると過回外・過回外の動きを靴が抑える事ができず痛みの出る原因となります。

那珂市の木野内接骨院では細かく問診・触診・足のサイズ計測をし原因を特定。必要であれば、靴のサイズ及び履き方の見直し・インソールの作製にて対応します。

おすすめ

踵を着いたまましゃがめない人には、ストレッチボードを洗面所に置き、歯磨きしながらストレッチがおすすめです。

ストレッチボードを使用した腓腹筋・ヒラメ筋ストレッチ画像