タコ・魚の目とは?
タコと魚の目は、それぞれ足の皮膚に日常よく発生する一般的な問題です。それぞれ胼胝(べんち)、鶏眼(けいがん)とも呼ばれます。見た目や痛みの点で異なるものの、どちらも足にかかる圧力や摩擦が原因で発生します。
タコとは?
皮膚の角質層が厚くなり硬くなった部分を指し、足の裏や指の先、かかとに多く見られます。タコは通常、痛みを伴いませんが、極度のに厚くなると痛みが出る事もあります。
魚の目(ウオノメ)とは?
魚の目はタコに似ていますが、中心に硬い核があり神経を圧迫するため、痛みを伴います。足の指の間や足の裏に多く見られます。
タコ・魚の目の原因
タコ・魚の目の原因の多くは靴です。窮屈な靴が原因だと思われがちですが、緩い大きい靴と、靴の履き方が原因です。靴の中で足が滑り、摩擦が起きることが原因です。
バスケットボールやテニス・バドミントンなど、急な動作が多いスポーツを行う方にも多く発生します。
治療法
イボとの鑑別後、硬くなった部分を専用器具で削る処置を行います。イボは見た目は似ていますが、ウイルス感染が原因の皮膚病なので、イボの疑いがある際には皮膚科を受診していただきます。
処置を行っても繰り返す方は、靴の履き方を見直す必要があります。
当院では処置を行った後、再発予防のため、靴のサイズ・履き方のチェックを行います。