湿布の選び方

「温湿布と冷湿布どっちがいいの?」

普段どこかを痛めた時などに使用する湿布について、どんな湿布を使えばいいのか判らないという方が多くいらっしゃいます。一部の湿布は、肌が露出した場所(紫外線に当たる場所)に使用できないものがあるので注意が必要ですが、回答は「どっちでもOK」です。

湿布の種類

白い湿布(ハップ剤)・茶色い湿布(テープ剤)の2種類に大別され、それぞれに冷感・温感があります。

白い湿布は水分を多く含む物が多く、怪我の急性期に冷やす必要がある場合に向いています。茶色い湿布は慢性痛や、怪我の回復期に向いています。

冷湿布にはメントール等の成分が含まれておりスースー冷えるような感じがします。温湿布にはトウガラシの成分が含まれておりポカポカ温かい感じがします。効果はどちらも変わりませんので、好みでどちらを選んでもOKです。

湿布の効果

湿布の効能はあくまでも消炎鎮痛(痛みを紛らわす)です。湿布を貼る事により治るという事はありません。

湿布を貼って数日しても症状が変わらない時や悪化してしまった時は、症状に応じて病院や接骨院を受診してください。