那珂市の木野内接骨院では巻き爪(陥入爪)の矯正治療を行っています。
爪は元来、生理的な湾曲がありますが、それが何らかの原因で湾曲が強くなってしまった状態が巻き爪です。巻き爪自体で痛みが出る事はそれ程多くありません。
爪が皮膚に食い込み痛みが出た状態を陥入爪といい、傷ついた皮膚から細菌が入り、炎症を起こし膿が出るような状態になると激痛を伴います。
巻き爪の原因
巻き爪は殆どの場合、母趾に発症します。母趾以外では問題になる事は少ないのですが、原因の一つに間違った爪の切り方があります。
痛みを訴える方の多くは図1.のように極端に爪を短くしています。この様な切り方は、爪が周囲の軟部組織に圧迫されて巻き爪や陥入爪の原因となります。
更に、図2.のように爪の角が棘状に残りやすく、その部分が刺さって傷をつけ雑菌が入り炎症を引き起こします。
これらは、正しい爪の切り方で予防する事ができます。
正しい爪の切り方
足の爪を切る際は、できるだけニッパー式の物を使用し、図3.の右側ような形状(スクエアオフ)に切りましょう。真上から見たときにつま先の皮膚が見えるか、見えないか位が適切な長さです。
スクエアオフは、爪の先を真っ直ぐに切ってから、角の部分を切り落とす切り方です。
ニッパー式の爪切りがない場合は、普通の爪切りで切った後に爪ヤスリで平らに整えるか、爪ヤスリだけで平らにしてから角を落とす方法でも構いません。
少し長いかな?と思うくらいに切るのがポイントです。
スクエアオフで爪を切ると、巻き爪でも痛みが出づらくなりますので、是非試してみてください。